こんにちは!愛知お散歩ナビゲーターのほとんどうどんです。この日は地図の赤丸、豊川市の宮地山に登ってきました。旧音羽町のエリアです。
名電赤坂駅と旧東海道
スタートは名鉄名古屋本線の名電赤坂駅。各停しか止まらない駅で無人駅。
登山口に向かう途中の東海道赤坂宿の碑。
大橋屋は2015年まで、東海道53次の宿場町で江戸時代の建物のまま営業を続けていた最後の旅籠。現在は資料館になっています。
登山口
車道を進んでも宮地山の途中まで行くことができますが、忠魂碑経由の山道で行くことにします。
上り坂はそこまで急ではありません。ゆっくり登れば息も上がりません。
山頂まで約15分の場所にある駐車場ですが、ここまで車で登ってきている人が多く見られました。
コアブラツツジの紅葉
駐車場から山頂までの間にコアブラツツジの群生地があり、春にはピンクの小さな花、秋は紅葉が楽しめます。
小さめの葉っぱのコアブラツツジ。
宮地山山頂
標高361mの宮地山の山頂です。
三河湾方面に眺望が開けています。
三河港の向こうに太平洋が見えました。
宮道天神社奥院
宮地山山頂から5分ほど東に歩くと宮道天神社の奥宮がありました。下山はここから宮道天神社へと下ります。
歩く人が少ないのか、それほど整備されていない道でした。途中ですれ違った人は一人だけ。
グーグルマップでは宮道天神社奥の院大鳥居と表記されていました。左側の柱に大きな亀裂があり、地震でもあったらすぐに崩壊しそうです。
紐でとじられていたイノシシ除けの柵の扉を開けて出ます。扉には奥の院参道をありますが、短いですがなかなか大変な道でした。
宮道天神社
宮道天神社にやってきました。
宮道天神社は7世紀末、天武天皇の皇子がこの地に居住の際、宮路山中に社を建てたのが始まりといわれています。1572年、領主松平左京亮盛次が本殿を宮路山に、拝殿を麓のこの地に造営しました。
明治13年、宮道天神社と名が改められました。雨乞いの神を祭り、毎年、8月第3土日に雨乞い祭りが行われます。地元青年男子扮する歌舞伎行列とお囃子を載せた山車が赤坂宿を練り歩きます。
宮道天神社から15分ほど、スタート地点の名電赤坂駅へ戻ってきました。登って下って約2時間10分ほどの行程でした。