こんにちは。愛知お散歩ナビゲーターのほとんどうどんです。今回は一宮市に行ってきました。
名鉄尾西線
名鉄一宮駅にやってきました。
御存知の通り、一宮市は名古屋と岐阜の中間にあり、愛知県では最も北西にある町です。
名鉄一宮駅は2面4線で、名古屋本線のほか尾西線の電車が発着します。
尾西線は弥冨 ー 一宮 ~ー玉ノ井を結ぶ30.9kmの路線ですが、津島 ー 一宮間は乗車したことがあります。
今回はまだ乗ったことのない一宮ー玉ノ井間を乗ってみました。
終点の玉ノ井までは5.6㎞、途中に西一宮、開明、奥町の駅があります。
西一宮駅です。
しばらく高架線路が続きます。
開明駅では多くの乗客が下りていきました。
開明駅の手前に一宮西病院という愛知県でも有数の規模の病院がありますが、その近くに駅を移設した方がいいのではと思いました。
現在の開明駅から一宮西病院まで徒歩10分ほどかかります。
終点のひとつ手前の奥町駅で、ほとんどの乗客が下りていきました。
玉ノ井駅
終点の玉ノ井駅です。玉ノ井まで乗った乗客は私を含め2名のみ。
1959年に廃止されるまで、ここからさらに木曽川港駅まで3.8㎞の線路があったそうです。
玉ノ井からはすべて名鉄一宮止まりの電車で、名古屋本線や一宮以遠の尾西線に乗り入れすることはありません。
運転間隔はおおよそ1時間に2本です。
無人駅ですが簡易型でない自動改札機があり、名鉄のICカードであるmanacaをはじめ、全国の交通系ICカードが使えます。
玉ノ井駅周辺は平成の大合併で一宮市に編入される前の旧木曽川町になります。
玉ノ井駅周辺
賀茂神社です。
神社の境内に玉ノ井という湧水があり、このあたりの地名の由来となったそうです。
葛利毛織工業です。
一宮市は毛織物産業で栄えた町です。こちらの会社もハイクオリティな生地を生産していて、海外のハイブランドからの引き合いもあるそうです。
敷地内の各建物が国の登録有形文化財の指定を受けています。
事務所の建物でしょうか。
のこぎり屋根が見えます。
ノスタルジックな風景です。