無料で便利な田原市レンタサイクル

こんにちは!愛知お散歩ナビゲーターのほとんどうどんです。今日はいろいろ見どころの多い渥美半島の田原市にやってきました。
今日は自転車で海に行ってみようと思います。
豊橋鉄道の三河田原駅で、田原市の無料レンタサイクルを借りることができます。中学生以上なら市内・市外の方を問わず誰でも無料で借りることができます。
受付は駅の切符売り場で豊橋鉄道の職員さんがしてくださいます。手続きは用紙に住所、氏名、電話番号を記入して、身分証明書の提示だけでOK。他市町村と比べても簡単です。
受付をしたあと自転車の鍵をもらい、駅横の自転車置き場に行き指定の番号の自転車を自分で持っていきます。

伊良湖岬へと続く国道259号線を2㎞ほど走り、大久保南交差点で右折し赤羽根を目指します。
サーフタウン田原

渥美半島の太平洋岸を通る国道42号線沿いのサーフタウン田原市の看板。国道42号と言えば南紀のイメージが強いですが、豊橋ー伊良湖岬間も42号線の一部なんですね。
また昔は住民とサーファーの間でトラブルも多かったそうですが、2018年(平成30年)8月29日、田原市はサーフィンを通じて赤羽根地域を中心とした活性化を目指す「田原市サーフタウン構想」を公表しました。
市ではサーファーのための環境整備を行うほか、サーファーも海岸清掃を行ったりと両者歩み寄っているようです。

国道をそれて海岸のほうへ下って行きます。ちなみにこの道は入り口に生活道路のためサーフィンの車進入禁止の立て看板がありました。
海岸に到達

渥美半島特有の海食崖を下って太平洋にやってきました。この日はあいにくの曇り空。風も強く波も高めでした。

右側が海食崖ですが、海食崖+砂浜の自然海岸が延々と続きます。

このあたりの砂浜はウミガメの産卵地となっているようで、車の乗り入れが禁止されていました。

道は細かい砂で覆われ自転車は走行不能。しばらく自転車を押して進むことにしました。

太平洋ロングビーチ

愛知県のサーファーに人気の太平洋ロングビーチ(赤羽根ロングビーチ)にやってきました。平日でしたがサーフィンをしている人がボチボチいました。

奥のほうにサーファーたちの車が何台も駐車してありました。見える建物はサーファーのためのトイレとシャワー施設です。

砂浜と一緒に自転車を記念撮影。今日の自転車は中高生の通学車で人気のブリヂストン アルベルトでした。ちょっと恥ずかしいモノがついていますね。すぐレンタサイクルということがバレます。

ここからは渥美サイクリングロードの赤羽根ルートになります。しばらく走りやすい道が続きます。
田原市は観光資源としてサイクリングも推していますね。田原市に乗り入れる豊橋鉄道はサイクルトレインとして自転車をそのまま持ち込むこともできますし、市内各所にはロードバイクも止めることのできるサイクルラックが設置されています。


天気のせいもあって荒涼とした風景が続きます。天気が良ければよかったんですけどね。


写真で見ると愛知県とは思えないような風景です。北海道の日本海側のようです。
赤羽根漁港

しばらく走ると赤羽根漁港に出ました。
赤羽根漁港は漁業はもちろんですが、このあたりは海岸崖が続き入り江が無いため、人工的に掘削した整備した漁港で、遠州灘で漁をする漁船の台風時の避難先としても重宝されているよです。

赤羽根漁港ではシラス漁が盛んです。
めん処はないち

途中でお昼にすることにしました。赤羽根漁港から国道42号線を2㎞ほど東に走ったところにあるめん処はないちさんへ。

はないちさんは田原市の観光キャンペーン「渥美半島どんぶり街道」に参加しています。さっそくその対象メニューである赤羽根シラス丼を食べることにします。うどんまたは蕎麦がついて税込1,000円。
第7弾「渥美半島どんぶり街道」 | 特集ページ | 渥美半島だより【渥美半島観光ビューロー公式サイト】

赤羽根漁港で水揚げされたシラスが使われているそうです。おいしい。薬味も柑橘系の香りがしたりして工夫されています。
このあとは来た道と同じ道を三河田原駅へと戻ります。トータル22㎞のサイクリングでした。お昼休憩入れて3時間ほどで走れるコースです。