愛知お散歩なび

愛知お散歩人のほとんどうどんが公園、施設、工場、神社仏閣、その他いろいろ興味のおもむくまま歩き回ります。なるべく車を使わないエコな旅をします。

トンボの楽園 トヨタ車体ふれ愛パーク(刈谷市)

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愛知お散歩ナビゲーターのほとんどうどんです。今回は刈谷市にあるトヨタ車体ふれ愛パークにやってきました。ぜひ最後までお付き合いください。

 

目次

 

概要 

名前の通りトヨタ車体株式会社が運営・管理する「人と自然の調和」をコンセプトにした、自然とふれあい、環境学習やスポーツなど多目的に楽しめ施設です。

 ナイター照明を備えたグランドなどのスポーツ施設の他、特に見るべきものとしては里山の風景をイメージしたビオトープで、四季を通じて自然とふれあえる憩いの場所となっています。ここでは主にビオトープを中心とした公園について書きます。

 

所在地

〒448-0007 愛知県刈谷市東境町山畑31-3 トヨタ車体(株)本社・富士松工場 北 

名鉄名古屋本線「知立駅」下車 名鉄バス愛知教育大前 行「逢見山」下車
バス停より徒歩約10分

開園時間

3月~4月 午前7時~午後5時30分

5月~8月午前6時~午後6時30分

9月~10月午前7時~午後5時30分

11月~2月午前8時~午後4時30分

料金

 駐車場・入場無料(トヨタ車体関係者以外の方でも誰でも入場可能です)

  

 

グランド・管理棟

 

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1周400mのトラックがあり、サッカーを含め多目的に利用できるグランドです。観覧席下に管理棟があり、園内のいきものの観察情報などを見ることができます。

 

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グランド・管理棟と駐車場の間の広場には子供の学習に役立ちそうな動物や植物のタイルやオブジェが多数あります。

 

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ビオトープ

 

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このような植物を観察することができます。

 

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あたりを観察するとこのようなきれいな糸トンボも見ることができました。ゆっくり近づくとトンボは気がつかないようで逃げません。安いスマホでもこのくらいの拡大写真が撮れます。(昆虫採集はやめてね、観察だけよ)

 

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こんなトンボもいました。

 

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このような水辺があるのでトンボの幼虫のヤゴも安心して生育できそうです。

 

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ガマも大きく育っています。ガマの穂はアメリカンドッグよりも大きいです。 

 

神社もあります 

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f:id:tamikiti67:20190624014435j:plain 敷地内には豊興神社という神社もありました。残念ながら中には入れませんでした。ネット調べてみると「ほうこうじんじゃ」と読み、トヨタ自動車の本社工場の敷地内(愛知県豊田市)にもあるそうです。別名、トヨタ神社とも呼ばれています。

 

トヨタ自動車では、創業者がとても神仏を敬うことを大切にする人だったので、会社を創業した時に、わざわざ神社を建立したそうです。自動車を作る会社ということで、鉱山の神様で金属加工技術の守護神とも言われる金山彦神(金山比古神・かなやまひこのかみ)」と「金山姫神(金山比売神・かなやまびめのかみ)」の2柱を祀っているそうです。

 

その豊田市の豊興神社の分社がこのトヨタ車体の敷地内にもあるということなのでしょう。

 

畑もあります

 

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パーク内には畑や水田、果樹園などもあります。畑は春にはサツマイモの苗植え、秋には芋掘りを体験できるそうです。

 

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水田はこの地にあった田んぼを残したもので、こちらも昔ながらの田植え、稲刈り体験ができるそうです。

果樹園にはウメ、ナシ、カキ、ミカンの木があり、ナシは、この地にあった梨園の木をそのまま残しているそうです。

 

まとめ

 

トヨタ車体ふれ愛パークはそこまで大きな公園ではありませんので、ざっくり見るのには15分もかかりませんが、植物や昆虫などに興味のある方なら1時間くらいはかかると思われます。

小学生くらいの子供の自然体験施設としてはいろいろ見どころがあり、とても良い施設だと思います。実際、地元の小学校の課外学習などによく用いられているようです。

ビオトープの観察としては、やはり昆虫が多くなる梅雨どきが良いでしょう。

 

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 ※トヨタ車体ふれ愛パークに隣接する堀池

 

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