こんにちは!愛知お散歩ナビゲーターのほとんどうどんです。みなさんは蒲郡市にある竹島水族館を訪れたことがあるでしょうか。
竹島水族館はこんなところ
竹島水族館は愛知県東部、三河湾に面した蒲郡市にあります。蒲郡は名古屋からJRの快速で約40分ちょっと、竹島水族館は蒲郡駅から徒歩約15分の海辺にあります。
愛知県蒲郡市の「竹島水族館」は、蒲郡市営の水族館で建物は1962年建築と古く、日本で4番目に小さな水族館です。見た目は貧祖で一瞬中に入るのをためらいますが、展示は大変ユニークで多くの人を楽しませています。
さあ中に入ってみましょう
一度は廃館も検討されたそうですが現在はうってかわって大人気のスポットで、大勢の来館者であふれかえっています。 この日も平日でしたが学校が春休み中ということもあって多くの子供たちや家族連れでにぎわっていました。
私は20数年愛知県に住んでいますので、以前から竹島水族館のことは知っていましたが、当時は本当にさびれた感じの入りづらい水族館でした。雲泥の差です。
その水族館のV字回復の様子がWikipediaの記事にも記されています。引用させていただきます。
1991年(平成3年)度に入館者数の最高記録29万人を達成して以降、入館者数は右肩下がりを続け、2005年(平成17年)度は12万人まで落ち込み、廃館も検討されたほどだった。日本の水族館で1、2位を争う建物の古さのため館内アンケートには「来たけど、外観をみて不安になった」という意見が書かれることもあったが、飼育重視から規模の小ささを逆手に取ったアットホームな運営に路線変更をしたことで客足が伸びた。経営戦略の変更のきっかけは2011年(平成23年)に行われたリニューアルであり、水族館プロデューサーの中村元の提案を受け、新設されたタッチプールにタカアシガニを導入したほか、職員の発案でカピバラの飼育を開始するなどした。その結果、2015年(平成27年)度には入館者数が初めて30万人の大台を突破した。
名物の手書きのPOP
こじんまりした水族館で建物自体は昔のままですが、それを逆手にとった自虐路線、手書きの説明POPなど、ほんわかまったり路線がうけていきます。
ウマへたイラストが逆に新鮮ですね。
魚の履歴書は竹島水族館の名物です。魚界のニート、イタチウオのものです。
展示されている魚たち
展示品種もユニークです。サメやイルカなどの大型種はいませんが淡水魚、深海魚などが充実しています。
一度見たら忘れない顔のフグ。
アマゾンのギャング、ピラニアです。
ナマズの仲間のレッドテイルキャット。
昔大人気だったウーパールーパーことメキシコサラマンダー。サンショウウオの仲間ですね。両生類です。
すみません。名前忘れました。
ウツボの群れです。一匹だけでも怖いのに数匹集まると怖さがパワーアップです。
タッチングプールでは世界最大のカニ、タカアシガニに触れることができます。
すごいインパクトのある魚ですね。
小規模な水族館なので小型の水槽も多いです。 子供の目の高さにあるので子供連れのかたには嬉しいですね。
深海魚に関しては日本でも有数の展示を誇ります。実は蒲郡市は深海魚漁が盛んで、竹島水族館は地元漁師と協力関係があるため、貴重な深海生物をたくさん展示することができます。
おもしろすぎるカピバラショー
竹島水族館の人気者のカピバラです。
カピバラショーの模様です。大人気です。
最初の芸はウォーキング!?(笑) あまり期待して見ないでくださいという説明が何度も入ります。カピバラはあくまでマイペースです。
アシカショーもあります
屋外ではアシカのショーも行われます。こちらはジャンプや輪投げキャッチなどけっこうまともに芸をします。大きい水族館と違ってアシカとの距離がとても近いのがいいですね。ただ前列だと水しぶきがけっこう飛んできますので注意しましょう。
おもしろすぎるお土産コーナー
お土産コーナーもおもしろいオリジナル品が並びます。
カピバラの落し物はさっき現物を見たばかりです。いちおうチョコレート菓子だそうです。
箱にお菓子を詰めるのは職員さんの内職だそうです。
超グソクムシせんべいも売っています。オオグソクムシのパウダー入り!?お味のほどはわかりません。
まとめ
小さいなりに魚の見せ方を工夫した竹島水族館はこれからもオンリーワンの存在であり続けるでしょう。
また竹島水族館は入館料500円と昨今の2000円以上する水族館からするとお手軽です。そのあたりも人気の秘密かもしれません。
竹島水族館
住所:愛知県蒲郡市竹島町1-6
電話番号:0533-68-2059
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:火曜日(祝日の場合は翌日)・6月の第1週目の水曜日・12月29~31日
※春休み・GW・夏休み・冬休み期間等は火曜日も開館
入館料:大人500円・小、中学生200円・小学生未満は無料
駐車場:周辺観光施設と共用
・水族館前駐車場 約40台(無料)
・竹島園地駐車場 約200台(平日無料)
※土日祝と4月27日~5月8日は有料・4、5月は500円、それ以外は300円
アクセス:
・JR東海道本線または名鉄蒲郡線 蒲郡駅南口よりバスで約5分「竹島遊園」下車
・東名音羽蒲郡ICよりオレンジロード経由で約15分
・国道23号線バイパス終点蒲郡ICより約10分
ショーの時間:
・カピバラショー開演時間 11:15・14:30
・アシカショー開演時間 10:30・12:00(土日祝のみ)・13:30・15:00
・オットセイ公開トレーニング 11:30(平日のみ)・15:40
※公開時間以外でも、公開の練習で見ることができる場合もあります。
年間パスポートもお得です。大人1,250円、子供500円で3回行けば元が取れます。
令和元年5月1日現在
最新情報については公式ホームページをご確認ください。
/竹島水族館 - 竹島水族館 - 愛知県蒲郡市公式ホームページ