こんにちは。愛知お散歩ナビゲーターのほとんどうどんです。
今日は日本で初めてプロ野球の試合が開催されたという鳴海球場跡に行ってみました。
鳴海球場跡は現在、名鉄自動車学校になっています。
鳴海球場は昭和2年、愛知電気鉄道(現在の名古屋鉄道)により建設され、昭和33年に閉鎖されました。跡地には翌年、現在の名鉄自動車学校が開校しています。
写真①は、昭和11年2月9日に行われた日本で初めての職業野球団試合の一幕で、東京巨人軍と名古屋金鯱軍(現在の中日ドラゴンズ)が対戦し、10対3で金鯱軍が勝利しています。
この試合には東京巨人軍の沢村栄治投手が登板しています。
これに先立つ昭和9年11月22日には、日米野球が当地で行われ、ルー・ゲーリック、ベーブ・ルースを擁する全米軍と全日本軍が対戦し、全米軍が6対5で勝利しています。
この地にベーブ・ルースや沢村栄治などレジェンドたちがやってきたと思うと感慨深いですね。
昭和33年、閉鎖になった年の鳴海球場の模様です。
今はよくある自動車教習所に見えますが・・
当時のスタンドらしき建築物が残っています。
自動車学校の見取り図ですが、やっぱり野球場の形をしています。
こちらは名鉄自動車学校の本館です。
東側にやってきました。
先ほどのスタンドらしき建物の裏側です。
昭和33年の写真と同じ形状をしています。