愛知お散歩なび

愛知お散歩人のほとんどうどんが公園、施設、工場、神社仏閣、その他いろいろ興味のおもむくまま歩き回ります。なるべく車を使わないエコな旅をします。

笠寺観音界隈を歩く(名古屋市)

こんにちは。愛知お散歩ナビゲーターのほとんどうどんです。名古屋市南区の笠寺にやってきました。

 

 

JR笠寺駅


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JR笠寺駅です。日本ガイシホールの最寄り駅です。今日は韓国人のENHYPENのライブがあるようで、多くの若い女性で賑わっていました。


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国道1号線と名古屋高速3号大高線です。

 

長寿うどん


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JR笠寺駅から徒歩10分弱、長寿うどん本店さんで腹ごしらえ。


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安い早い美味しい店。ランチタイムはご飯が無料です。

 

名鉄本笠寺駅


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名鉄名古屋本線の本笠寺駅です。駅舎および改札口は東側にあり、西側へは地下道で抜けることができます。

 

笠寺観音


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名古屋四観音のひとつ、笠寺観音(笠覆寺)に向かいます。


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西門から入ります。


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こちらは多宝塔です。


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尾張四観音の一つです。元は小松寺といって、天平5年(733年)に僧禅光が開いて十一面観音を安置しました。その後荒廃し、延長8年(930年)に藤原兼平がこの地に復興し笠覆寺と名付けました。 また、嘉禎4年(1238年)僧阿願が再建しました。本堂は宝暦13年(1763年)の建造です。当寺には、国の重要文化財「色紙墨書妙法蓮華経巻第五」をはじめとして、県指定文化財の「笠覆寺文書」、「梵鐘」、「十一面観音菩薩立像」、「銅造十一面観世音並びに六稜式厨子及び古甕四耳壺高力種信筆出現縁起二張」などがあります。また境内には、芭蕉句碑(笠寺千鳥塚「星崎の闇を見よとや啼千鳥」・春雨塚「笠寺やもらぬ岩屋も春の雨」)、宮本武蔵の碑、切支丹燈籠(織部燈籠)、愛智塚、笠寺暁台塚などの史跡や文化財が多数あります。

名古屋市:笠覆寺(りゅうふくじ)(笠寺観音(かさでらかんのん))(南区)


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立派な山門です。

 

泉増院


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笠寺観音の山門の前、道をはさんだ向かいにある泉増院です。玉照姫の提灯が掛けられています。


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泉増院は笠覆寺十二坊の一つとして創建されました。玉照姫の像が安置されています。玉照姫は風雨にさらされていた観音様に、自分の笠をかぶせてあげたことが縁で、藤原兼平の夫人になった女性です。延長8年(930年)に兼平は伽藍を建立して笠覆寺と名付け、田畑数十町歩を寄進し、今の笠覆寺の基を開きました。

名古屋市:泉増院(せんぞういん)(南区)


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七所神社


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環状線沿いに少し南に歩きます。


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環状線から少し東を入ったところにある七所神社。


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祭神に日本武尊(やまとたけるのみこと)、須佐之男尊(すさのおのみこと)、宇賀御魂尊(うがのみたまのみこと)、天穂日尊(あめのほひのみこと)、天忍穂耳尊(あめのおしほみみのみこと)、宮簀媛命(みやずひめのみこと)、乎止与命(おとよのみこと)の七柱を祀っていることから、七所神社といわれています。天慶3年(940年)平将門降伏祈願のために、熱田の宮の神々を勧請したと伝えられています。また境内には、昔から熱田神楽の正統を継承してきた神楽師の碑があります。平成30年(2018年)11月、本殿が文化財保護法に基づく「登録有形文化財」に登録されました。

名古屋市:七所神社(ななしょじんじゃ)(南区)

 

南区役所


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南区役所です。南区は名古屋市16区のひとつで人口132370人(2022年9月1日現在)。笠寺のほか、豊田本町、呼続、大江、柴田、星崎、鶴里などが南区に属します。


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かつて南区役所の前の環状線に市電が走っていたことを示す看板がありました。昭和49年に廃止されたそうです。

 

かつてここから見えた風景
~路面電車の走る街~

明治31年5月6日、 名古屋電気鉄道(株)によって笹島・ 県庁前間 (2.2キロ)が開通し 京都についで日本で 二番目に名古屋に路面電車が誕生しました。 南区 内では明治43年7月、 熱田神戸橋・東築地間を開 させたのが最初です。
大正11年8月には、名古屋市が市内線を買収し市営化され、その後路線網の拡充が行われました。 市民の足として親しまれ、長きに渡り路面電車の責 金時代が続きましたが、 自家用自動車の普及やバニ 路線網の充実、さらに地下鉄の開業などにより、利用客は徐々にバスや地下鉄、マイカーなどに移動し、昭和49年3月31日ついにその役目を終えることなりました。

 

金さん銀さんのキンモクセイ・ギンモクセイ

 

区役所の一番北側にはキンモクセイとギンモクセイの木が一本ずつ植えられています。

 

名古屋市南区在住だった、長寿姉妹のきんさんぎんさんにゆかりのある木なんですね。