こんにちは!愛知お散歩ナビゲーターのほとんどうどんです。皆様、ゴールデンウィークいかがお過ごしですか?
今年はコロナのおかげで外出自粛しないといけませんが、今回は感染のリスクのない一人サイクリングに行ってきました。
コースは知立、安城、豊田にまたがっています。
目次
- 豊田安城サイクリングロードとは
- スタートは鳥居2丁目交差点
- 旧東海道松並木
- 知立市・安城市北部の田園地帯を走ります
- 明治用水本流と西井筋の分岐点
- 明治川神社にやってきました
- 明治用水は東井筋と中井筋に分かれます
- 三河安城駅がゴールです
豊田安城サイクリングロードとは
矢作川の水を引いて農業が盛んな碧海台地をうるおす明治用水沿いに整備されたサイクリングロードです。
明治用水はあるところは地表を川のように流れ、あるところは暗渠となって地下を流れています。もともとはすべて地表を流れていましたが、暗渠化が進みその上を自転車道として利用しています。
豊田市水源町の取水口からスタートする明治用水は途中から東井筋、中井筋、西井筋と分岐し、安城、西尾、高浜、碧南、知立、刈谷にひろく水を運びます。
豊田安城サイクリングロードはその中でも明治用水本流および東井筋に沿って設けられたサイクリングロードです。
■名称 豊田安城サイクリングロード
■区間 豊田市荒井町~安城市藤井町
■延長 36.3km
コースマップのダウンロードはこちらから(愛知県HP)
https://www.pref.aichi.jp/douroiji/bicycle/anjyou/naka.pdf
また支流の西井筋および中井筋も自転車道として整備されています。今回はまず西井筋を走り、明治用水本流、そして中井筋に沿って走る17.5㎞のコースです。
スタートは鳥居2丁目交差点
明治用水西井筋は刈谷市も流れていますが、今回のスタートは知立市から。国道155号線の鳥居2丁目交差点です。
西井筋沿いの道は自転車道というかふつうのちょっと広めの遊歩道といった感じです。
名鉄本線と三河線が交わる知立駅にやってきました。ただいま高架工事を行っています。
明治用水をたどるには本線と三河線の間から分岐する踏切内の道を進まないといけません。迷いやすいところです。
今、間違えて線路の北側に来てしまいましたが、左でおじさんが立っているところを左折(東方向)します。その奥にも三河線の踏切があります。
しばらく行くと自転車道らしい道が現れます。明治用水を示す石柱もたっていますね。このあたりは完全に暗渠化されています。
明治用水であることを示す看板が設けられています。
市街地を進みます。普通に歩いている人も多いのでロードバイクでガツガツ走るには不向きです。また多くの生活道路と交差するのでスピードを出して走ることはできません。のんびり行った方がいいでしょう。
看板は親切にたくさん設置されています。
歩道橋が見てきました。これで名鉄名古屋本線を越えます。
そのあとすぐ、今度は国道1号線を越える歩道橋が見えてきます。たぶんロードバイクで来たら、この連続する陸橋2つで萎えるでしょう。
ちなみに私はママチャリです。
国道1号線。この時は比較的交通量が少なめでした。
旧東海道松並木
陸橋を渡り終えると旧東海道の松並木に出ます。
自転車道とは別に知立神社からカキツバタで有名な無量寿寺を結ぶ歴史の道もあるようです。無量寿寺は三河の国八ツ橋として伊勢物語にも登場する歴史スポットです。
知立のマンホールのデザインもやはりカキツバタがモチーフですね。
このあたりはよく松並木が残っています。
知立市・安城市北部の田園地帯を走ります
西井筋自転車道は衣浦豊田連絡道路の牛田インターすぐ横を通ります。
知立市はここでも歴史をアピール。知立は東海道の宿場町でむかしは池鯉鮒という漢字があてられていました。
このあたりは明治用紙の水を利用したと思われる親水公園のようになっています。
田園地帯になってきました。
デンソーの安城製作所が見えてきました。すでに知立市から安城市に入っています。
最近できた新しい社屋のようです。
このあたりちょっと迷いそうになりますが、少しカラフルな建物のユタカ工業のほうへ進みます。
猿渡川を橋で渡ります。明治用水は猿渡川の地下を通っている?
少し進むと明治用水が現れます。このあたりは暗渠でなく地表を流れています。
明治用水本流と西井筋の分岐点
しばらく行くと水門が現れます。ここで明治用水本流といままで辿ってきた西井筋が分流されます。
近くには昔使われていたという三連水車。動いていませんでした。
明治用水本流沿いに安城方面に向かいます。豊田安城サイクリングロードに入りました。ロードバイクの姿も多くなってきます。
しばらく行くと工事中。明治用水改修工事により自転車道も閉鎖されていました。しばらく一般道を走ります。
また自転車道に入り、豊田市から安城市に再び入ります。
このあたりよく整備されています。アンダーパスも多く設けられています。
要所要所に豊田のスタート地点からの距離を示すキロポストが設けられています。
明治川神社にやってきました
しばらく行くと右側に明治川神社が現れます。名前からして明治用水と関係が?
都築弥厚、伊豫田与八郎、岡本兵松、西沢真蔵という明治用水建設の功労者4人が祀られています。
明治用水は東井筋と中井筋に分かれます
しばらく行くとアンダーパスで国道1号線の下をくぐります。
国道1号線と並行する名鉄名古屋本線の下をくぐると分岐が現れました。左が明治用水の東井筋で豊田安城サイクリングロードとなります。右が中井筋で中井筋自転車道になり、今回は右に行きます。
このような道がしばらく続きます。
三河安城のマンション群が見えてきました。
写真中央の歩道橋が自転車道の続きです。
自転車道の先にJR東海道本線・東海道線の三河安城駅が見えてきました。
三河安城駅がゴールです
無事、三河安城駅到着です。ここが明治用水中井筋自転車道のゴールとなります。
安城市のマンホールは有名な七夕まつりがデザインされています。