こんにちは! 愛知お散歩ナビゲーターのほとんどうどんです。今日はセントレアの新ターミナルをレポートします。
目次
- まずはセントレアの玄関 第1ターミナルから
- 新しくできた第2ターミナルはここにあります
- 第2ターミナルへはフライトオブドリームスの中を通過します
- いよいよ第2ターミナルの中に入ります
- 第2ターミナル内の施設
- 保安検査を通り抜けた先は?
- 歩く以外の第2ターミナルへのアクセス
- まとめ
まずはセントレアの玄関 第1ターミナルから
中部地方の空の玄関口、愛知県常常滑市にある中部国際空港(以降セントレア)にやってきました。
こちらは第1ターミナルの国際線側ですが今日は中国からの飛行機が多く駐機しています。
ちょうど貨物機のドリームリフターが着陸したところでした。愛知県内の工場で作られたボーイング機の部品を米シアトルまで空輸する飛行機です。ずんぐりした特徴的な機体です。セントレアの人気者です。
第1ターミナル内は今、大盛り上がりのラグビーワールドカップにちなんだ飾りつけが目立ちました。
新しくできた第2ターミナルはここにあります
引用元
今日は先月、9月20日にオープンしたばかりのLCC専用の第2ターミナルに行ってみます。第1ターミナルの入り口、アクセスプラザから南方向に第2ターミナルまではかなり距離があります。速足で10分、ゆっくりだと15分くらいかかるかもしれません。
第2ターミナルを利用する場合は、名古屋鉄道の中部国際空港駅や主な空港バスの発着場所となるアクセスプラザからの移動時間を考慮しなければいけません。特に幼児やお年寄り、体の不自由な方がいるときは事前に調べておいた方が良いでしょう。
アクセスプラザを出て、動く歩道を何度も乗り降りし、南方向へひたすら歩きます。すると右手に商業施設のフライト・オブ・ドリームスが現れます。側面にジェット機の絵が描かれた建物です。
第2ターミナルへはフライトオブドリームスの中を通過します
第2ターミナルに行くには商業施設フライトオブドリームスの中を通り抜けます。こちらは第2ターミナルより一足早く昨年の10月にオープンしています。
これまでフライトオブドリームスはセントレアの他の施設から離れ、今年の1月にフライトオブドリームスに行った時には客が少なく閑散としていました。しかしこれで第2ターミナルと接続したことで今後多くの集客が望めると思われます。
フライトオブドリームス内にはボーイング787初号機の実機展示があります。これはボーイング最新鋭機787の30パーセントの部品が日本製で、特に中部圏が787の製造に尽力し、またセントレアはその輸送基地として大きな役割を果たしたことたから、試験飛行を終えた初号機がこのセントレアに寄贈されたものです。
787の機体を取り囲むようにアメリカシアトルをイメージしたフードコートやレストラン、ショップなどが立ち並びます。ここで時間を使いすぎてしまうと目的の飛行機に乗り遅れてしまうかもしれません。
フライトオブドリームスに入ったらそのまままっすぐ進みます。右手には総合案内カウンターがあり、ローソンがあります。コンビニは第2ターミナル内にはありませんのでここが最後となります。
いよいよ第2ターミナルの中に入ります
フライトオブドリームスを抜けると第2ターミナルのサインが見えてきます。
こちらが第2ターミナルの入り口です。アクセスプラザからここまでの連絡通路はフライトオブドリームス内を除いて、窓のない両側が開放された構造なので 夏は激暑、冬は寒風吹きすさぶ中移動しないといけません。なかなか過酷です。格安航空会社で安く飛行機乗るならこのくらい我慢しなさいということですね。
ターミナル内も簡素な作りですが、新しいだけあって床がピカピカです。LEDライトの光を反射してまぶしいくらいです。
自動チェックイン機が並びます。第2ターミナルは今のところジェットスター、エアアジア(一部)、エアプサン、ティーウェイ航空、チェジュ航空が利用しています。10月23日からはセブ・パシフィック航空も就航します。今後も拡大していく予定です。私はよくジェットスターを利用するので、そのうち第2ターミナルを利用することになりそうです。
こちらはエアアジアのチェックインカウンターです。私の訪れた時間は出発便が少ないのか閑散としていました。
こちらは国際線の保安検査入り口です。
いっぽうこちらは国内線の保安検査入り口です。保安検査を抜けてからもボーディングゲートまでもかなり遠く500mほど歩きます。
第2ターミナル内の施設
ターミナル内にはお土産屋さんとイモトのWiFi、両替カウンターがあります。
お土産屋は基本的な名古屋、東海地方のお土産が取り揃えられているので、第1ターミナル内の店で慌てて買わなくても事足りるでしょう。
またテイクアウト専門の三本(みつもと)珈琲店が入っています。中部地方ではあまりなじみがありませんが、羽田や仙台、新千歳空港などで多くの店を出しているようです。
保安検査を通り抜けた先は?
保安検査を通り抜けてからも、まだ500mほど歩かないといけません。分速80mで歩いても7分強、第2ターミナルの場合は余裕をもって保安検査を通過しないといけないですね。
無機質な長い廊下を歩きます。
さらに歩きます。
まだ歩きます。
やっと搭乗口にやってきました。この日はジェットスターの那覇便に搭乗予定です。
売店は一カ所あります。ジュースやお菓子くらいは購入できます。
窓から見えるジェットスター機。
階段でグラウンドレベルまでおります。
蛇腹の屋根の下を飛行機まで歩きます。
再び階段を登って飛行機に搭乗です。
歩く以外の第2ターミナルへのアクセス
フライトオブドリームス側から第2ターミナルを見た写真です。手前にバスが止まっていますが、こちらが第2ターミナルの空港バス乗り場になります。空港バスは第1ターミナルに停車する前に第2ターミナルに止まるので、アクセスプラザから歩きたくない場合は各地から出ているバスを利用した方が良さそうです。
東名豊川・浜松駅・磐田インター・掛川インター・舘山寺温泉・新正車庫(四日市)・桑名駅前・金城ふ頭(三重交通)行き、およびセントレアリムジン名古屋市内(栄・伏見)行が停発車します。
まとめ
アクセスプラザから第2ターミナルまでは徒歩15分見ておけば、よほど大丈夫でしょう。(その先の保安検査場から搭乗口までさらに10分)
ただ夏の暑い時期や真冬はかなりこたえると思われます。
それを避けるためには名古屋からなら名鉄ではなく第2ターミナルに停車する空港リムジンバスを選択するのもひとつの手です。自家用車ならこちらも最近完成した第3パーキングが最寄になります。