こんにちは! 愛知お散歩ナビゲーターのほとんどうどんです。みなさんはアイシン精機という会社をご存知でしょうか。今回はアイシン精機の企業博物館、コムセンターにやってきました。どうぞ最後までお付き合いください。
概要
アイシン精機と言えばトヨタ系の部品メーカーです。部品メーカーと言っても売上高4兆円近い巨大企業で、三菱重工業や富士通と同規模、同じ車業界のマツダやスバルより上をいっています。
トランスミッションやドア周りの部品、エンジン部品など多様な製品を製造し、国内メーカーのみならず海外メーカーにも輸出しています。トヨタ、デンソーとともに私の住んでいる愛知県西三河地区では超有名企業ですが、全国的知名度はいまひとつかもしれません。
そんなアイシン精機の本社敷地内(愛知県刈谷市)にある企業ミュージアムがコムセンターです。アイシンの代表的製品である車のトランスミッションをはじめ各種部品、住宅設備やエネルギー関連製品まで幅広く展示しています。
さあ行ってみましょう
コムセンターは2017年9月にリニューアルしたばかりですので、とてもきれいな施設です。写真はないですが受付にはきれいなお姉さんが常駐しています。見学は無料です。
最初のコーナーはヒストリーゾーンでパネル展示によるアイシン精機の歴史の説明です。 おおざっぱにはアイシン精機は愛知工業と新川工業という会社が合併して生まれた会社です。
次のコーナーに行くとトランスミッションなどのカットモデルがあり、年代毎の技術の進歩を学ぶことができるようになっています。しかい今後は電気自動車の普及とともに複雑な構造を持つトランスミッションが不要になってくるかもしれません。
初期のころは車の部品以外にもミシンなど生活関連用品もいろいろ製造していました。いまでもミシンは作っていますね。
2Fにあるアルファードを使用したドア周りやシート回りなどの実物展示です。アイシン精機ではスライドドアなども製造しています。
電動シートのカットモデルです。私はこんな豪華装備の車を運転したことないのでピンとこないです。
3Dマッピングコーナーがあります
アイシンコムセンターの売りのひとつ、3Dマッピングシアターです。
実物大の自動車型3次元スクリーン+背面、地面にいろいろな映像が映し出されます。
ホイールが回転し景色が後ろにながれ、まるで車が実際に走っているかのように見えます。
アイシン精機のスローガンがあらわれて5分ほどのプログラムが終了します。子供も喜びそうです。
車関係以外の製品もあります
アイシン精機はベッドも作っています。車のシートのクッション技術を応用したものです。ちなみにお値段はけっこうします。
住宅設備も扱っていますが、こちらはそれほどメジャーではないと思います。
こういうジョールーム的な展示は女性ウケが良さそうです。
まとめ
アイシン精機はコムセンターをそれほど積極的にPRしていません。誰でも見学することができて入場料も無料ですが、オープンは平日のみになります。私が訪れた時はガラガラでした。主として取引先や海外からのお客様を案内することを想定しているのだと思います。
アイシン精機 コムセンター
愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地
開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 土曜・日曜日および会社休日
駐車場 アイシン精機本社お客様駐車場
観覧料 無料
10名以上で見学希望の方はお電話で要予約
TEL0566-24-8600
臨時で休業することもあります。最新情報はホームページをご覧下さい。