
こんにちは!愛知お散歩ナビゲーターのほとんどうどんです。この日は名鉄三河線の終点、碧南駅で電車を下りました。
碧南市は愛知県の西三河南部、衣浦湾沿いに位置し人口は約7万2千人、工業と農業の町です。
人参の碧南美人は有名。シソも産地。
トヨタ自動車の工場や中部電力の火力発電所があり財政的に豊かな市です。

碧南駅の西南に大浜地区というところがあり、ちょっとした観光スポットになっています。


大浜地区は海運や醸造業で昔からとても栄えていたエリアで、数多くのお寺が今も残っています。
大浜てらまちと呼ばれています。

大浜てらまちのシンボル、西方寺の櫓です。寺の創建は1203年と伝えられています。

隣に九重みりんの本社工場があります。
1772年創業で碧南の醸造業を代表する企業です。

国の登録有形文化財にも指定されている大蔵です。このあたりに多い黒い外壁は焼杉でしょうか。
お土産物屋のほか、レストランK庵や九重みりん時代館も併設されています。

九重みりん工場外周の味のある路地。

南面山海徳寺です。

重要文化財の阿弥陀如来坐像があるようです。

海のすぐそばの大浜地区です。水門が見えます。

レトロな建物は旧大浜警察署です。
明治20年7月に当時岡崎警察署大浜分署として庁舎が建てられたのが始まり。
大正13年に老朽化のために鉄筋コンクリート造りに建替えられ、同年8月に大浜警察署と改称・独立しました。

真宗大谷派の本傳寺です。

大浜漁港に行ってみました。

漁船が係留されていました。

漁港周辺にはしらすの天日干しを行う風景も多く見られます。

三州大浜東照宮です。

看板を見ていると竹千代命名の寺とあります。
寺か神社かよくわからなくなってきますが、隣に称名寺という寺があり、そちらが松平宗家と縁が深いそう。

交差点の角にあるいい味だしている建物。

碧南駅に戻ってきました。