こんにちは! 愛知お散歩ナビゲーターのほとんどうどんです。10月5日(土)に刈谷市の本刈谷神社へ恒例の餅投げを見に行ってきました。さっそくレポートいたします。
目次
本刈谷神社とは
本刈谷神社は刈谷市西部にあり、元刈谷地区の氏神様です。地区名には「元」がつきますが、神社は「本」がつくのが正しいです。名鉄三河線刈谷市駅から約徒歩10分の位置にあります。
小学校の校庭が餅投げの会場です
本刈谷神社の例祭に合わせて奉納餅投げが行われるわけですが、会場は神社の境内では狭すぎて危険なので、神社に隣接する衣浦(ころもうら)小学校の校庭になります。こちらの餅投げは地域一番の規模で市内、市外から多くの人が集まってきます。おおよそ2千人~3千人くらいではないでしょうか。
餅投げでは厄年の氏子が櫓の上から餅を撒きます。櫓の下で待ち構える大勢の人たちが先を競って餅を奪い合います。
午後3時からスタートでしたが、私が現地に到着したのは午後3時半、残念ながら餅投げはすでに終わっていました。
Youtubeに過去の本刈谷神社の餅投げの様子が紹介されていましたのでこちらにアップします。
餅投げの景品はとても豪華です
餅はパックに包まれ、その中に当選番号の書かれた当たりくじが入っているモノもあります。
これが42歳の厄年の男が撒く餅投げの部の景品です。豪華旅行券、55インチ4Kテレビ、ダイソン扇風機、ルンバなど豪華景品が並びます。一等の豪華旅行券はいったい何万円分なんでしょうかね? 過去にはハワイ旅行も景品としてあったそうです。
こちらは25歳の厄年の男が撒く部の景品です。任天堂スイッチ、アイポッドTouchなど、こちらもそこそこ豪華です。
餅投げの景品は厄年会なるものに所属する厄年を迎える男たちが、この日のために何年も前から積み立ててきたお金が使用されるようです。経済的負担もかなりあるようですが、男たちにとっては餅投げの開催は厄払いの儀式でもあります。
餅投げは終了していましたが、景品引き換えの長い列ができていました。手前に見えるのは55インチテレビに、ダイソン扇風機のようです。厄年の男たちが運営に当たります。
2019年はうま年の人が本厄、ひつじ年の人が前厄になるので、着用しているお揃いの法被の背中には牛未の文字が描かれています。
餅投げ参加の注意点
餅投げ会場は傘や杖、ベービーカーなど危険物の持ち込みは禁止されています。また餅投げで発生した事故やケガなど一切の責任を負いませんとあります。あくまで自己責任です。
餅投げには3歳以上の幼児エリア、小学生専用エリアもあり、大人のエリアとは区別されています。
本刈谷神社の例祭
神社では秋の例祭も行われ、境内では屋台も出て、こちらも多くの人たちでにぎわっています。
宝つりはいわゆる千本引きですね。
カラフルな山車の市中引き回しもあります。町内会ごとに多くの山車が市内を練り歩きます。
山車が交差点を渡っていきます。
この交差点の右手は何台もの山車と多くの祭り参加者が待機していて自転車でも入れないような状況でした。また近隣も違法駐車が多くカオスでした。
まとめ
本刈谷神社の例祭、餅投げの開催案内はインターネットにはでてきませんが、毎年10月の第1日曜日のようです。
また本刈谷神社周辺は狭く駐車場もないため、公共交通機関でアクセスしたほうが良いと思います。基本的に餅投げは地域のお祭りであって観光客向けではないため、あくまで地域住民の方に迷惑をかけないように参加したいものです。