こんにちは! 愛知お散歩ナビゲーターのほとんどうどんです。今回は碧南市にやってきました。どうぞお付き合いください。
油ヶ淵はこんなところです
油ヶ淵(あぶらがふち)は、碧南市と安城市の境に位置する愛知県唯一の天然湖沼で、二級河川に指定されています。
周囲6.3km、面積0.64km²、平均水深は3m。海水と淡水の混じりあった汽水湖で、流入河川には、長田川、半場川、朝鮮川および稗田川があり、高浜川および新川を通じて衣浦湾へ流出しています。
油ヶ淵の名前は、息子の漁の安全を祈る母のために、淵の神様が娘の姿に変え油を買いに来て岬を照らしたという伝説によるとされています。
近年では工業排水や生活排水により汚濁が進み、全国的に見ても汚濁した湖沼の一つとなっていますが、現在近隣自治体により浄化が進められるとともに、県営都市公園の油ヶ淵水辺公園として整備が行われています。
また、周辺には日本モーターボート選手会常設訓練所・勤労青少年水上スポーツセンターや油ヶ渕遊園地(花しょうぶ園)などがあります。
高浜川出口から時計回りにまわります
ここがスタート地点にした丸山橋です。油ヶ淵はこの上流になります。
すぐ上流には大きな水門があります。
油ヶ淵沿いの道は砂利道が多いので、一周するにはロードバイクは向いていません。マウンテンバイクがあれば一番いいですが、私はママチャリでやってきました。
油ヶ淵は幅があまり広くなく、ぱっとみた感じ川にも見えます。このあたりでちょっと湖らしくなってきました。対岸に見えるのは碧南市民病院で、油ヶ淵を一周していると常にこの建物が見えます。
油ヶ淵水辺公園(碧南側)にやってきました
しばらくいくと碧南側の油ヶ淵水辺公園です。トイレが利用可能です。すぐこの先が公園整備の工事が行われていて、いったん湖沿いの道から離れます。
ここは水辺公園の一部の花しょうぶ園です。もちろん咲いていませんが毎年5月から6月にかけて花が咲き、花しょうぶ祭も開催されます。
すぐ近くには碧南市の施設、哲学たいけん村無我苑もあります。
日本モーターボート選手会常設訓練所があります
再び湖沿いの道に出ました。ここが日本モーターボート選手会の常設訓練所のようです。
なにやらエンジンのついていないボートが無造作に置かれています。
この天井クレーンで建物から湖までボートを吊り下げて運ぶようです。
窓ガラス越しに中にはボートのようなものが見えます。
右手のマンションのような建物が訓練所の宿泊施設になります。
安城市に入ります
さらに進むと長田川(おさだがわ)の流入口になります。この先の橋を渡って右に行くと碧南市から安城市に入ります。
あいかわらず砂利道ですが両側の雑草はきれいに刈られているため気持ちのいい道になっています。
油ヶ淵の真ん中、安城と碧南を結ぶ県道45号線の見合橋にやってきました。見合橋の左側50mほどにはセブンイレブンもあります。
油ヶ淵水辺公園(安城側)にやってきました
橋を渡ると安城市側の油ヶ淵水辺公園です。
トイレや自動販売機もあり休憩することもできます。
こんな広場もあります。ワンコの散歩にも良さそうです。
水辺公園からしばらくは湖から離れますが、また湖沿いに戻ってきました。
岡田煉瓦製造所があります
左側には岡田煉瓦製造所があります。このあたりは瓦製造など窯業の盛んな地域です。
野積みされている煉瓦が崩れそうです。
油ヶ淵は夕日がきれい
橋まで半場川沿いを進みます。
半場川にかかる内浜橋を渡ると今度は西側に進みます。また碧南市に入ります。
時計は18時30分を指しています。そろそろ陽が沈んでいきます。
油ヶ淵沿いは夕日の撮影にいいかもしれません。今回は真夏でしたが、秋から冬にかけては空気が澄んでいい写真が撮れそうです。
まとめ
今回使用したママチャリです。油ヶ淵は周囲6.4㎞、多少、湖から離れるところもあるので実際には8㎞くらいかと思われます。普通に走れば約1時間、ゆっくり写真を撮ったり休憩しながらで2時間くらいかと思われます。お手軽なサイクリングコースです。