こんにちは! 愛知お散歩ナビゲーターのほとんどうどんです。めっきり春らしくなってきましたね。今回は一宮市を訪れてきました。
一宮市はこんなところ
今日は愛知県の北西の端、一宮市へ行ってきました。名古屋市と岐阜市の中間にある人口38万の大きな町です。名古屋からはJRの快速で一駅、およそ18分です。
同じ愛知県でも私の住んでいる三河からすると、尾張はちょっとなじみのない地域になりますが、一宮の街は古くから繊維産業が盛んで「織物の街」として知られてきました。 また喫茶店・モーニング文化発祥の地として全国的に有名になりました。
今回は駅から徒歩圏内にある由緒正しい真澄田神社を訪れました。
一ノ宮駅はかなり大きな駅でした
改札口を出たところにある一宮のマスコットキャラクター「いちみん」の人形です。木曽川にあるツインアーチ138がモデルになっているようです。
尾張一宮駅はJR東海道線と名鉄名古屋本線共用の駅で、とても立派です。2012年に完成した駅ビルは i ビルの名称で呼ばれています。第45回中部建築賞も受賞しており、建築マニアには興味深い建物ですね。
i ビルは7階建てで、造りはどことなくミニ京都駅のようです。成城石井のほか多くの店舗が入るアスティ一宮や名鉄百貨店、一宮中央図書館などの公共施設も入っています。
屋上はミニ庭園もあります。贅沢な作りですね。
駅東側の眺めです。
真清田神社へ向かいます
駅からすぐのところに立派なアーケードがあります。一宮本町商店街です。古き良き時代を感じさせますね。昔からのユニークな老舗が立ち並びます。
一宮本町商店街ぶらり散歩♪ | HAPPY WALK(ハッピーウォーク)
真清田神社に来ました
アーケードを抜けてすぐ、尾張国一ノ宮、真清田神社が鎮座します。「ますみだ」と呼びます。一宮市の名称はこの真清田神社が由来です。
立派な門です。各社殿は第二次世界大戦中の一宮空襲で焼失したため、戦後の再建だそうです。
公式HPによると2,600有余年の歴史があるそうですが、弥生時代では・・・? どちらにしてもとても長い歴史を持つ神社です。
門の扉にある紋章です。
こちらは拝殿です。訪れた日の前日(4月3日)が桃花祭という神社創建を記念する年1回のお祭りがあったそうです。残念。それでも平日にもかかわらず、多くの人が参拝していました。
桜が見頃でした
境内は桜の花が見ごろに差し掛かっていました。今年は開花は平年より早かったですが、その後の低温のため、ここまでずいぶん日数がたっています。
こちらは境内にある服織神社、「はとり」と読むそうです。一宮市が織物産業で栄えたことから、昭和40年(1965年)に織物の神社として創建されたそうです。
服織神社には岐阜県根尾村にある根尾谷薄墨桜の子孫が育っています。(境内にいた話好きの赤いジャージをきたおじさんに教えてもらいました)
たしかに若干ですが墨の色のような灰色がかった美しい色をしていると思います。
楼門の前では桃の花も咲いていました。
真清田神社へのアクセス
〒491-0043
愛知県一宮市真清田1丁目2番1号
最寄りのバス停
「本町1丁目バス停」すぐ北
「本町通りバス停」すぐ北※駅から約徒歩10分です。